高校を卒業して
すぐに就職する場合

高卒で就職するメリット

早く社会に出る分、早く自立ができる。

就職すれば給料をもらえますので、その分自分が欲しいものを手に入れやすくなったり、親元から早く離れて自立することもできます。

学費がかからない

大学や専門学校に行けば、当然学費がかかり、場合によっては生活費もかかってきます。生涯賃金では大卒の方が多いとされていますが、学費がかからないことを考慮すると、どちらが良いとは必ずしも言えません。

長く経験を積むことができる。

大卒や専門卒より早く仕事をはじめ、また生涯をかけて見れば仕事をしている期間も長いので、その分経験を積むことができます。特に職人と呼ばれるような仕事なら、経験は何より重要となります。

進学する場合

進学するメリット

専門的な知識、資格を得られる

大学や専門学校は、専門性の高い知識を得られ、資格も取れます。それらは就職した後に役立ってきます。

仕事の選択肢が増える

知識・資格が得られるので、その分仕事の選択肢が増えます。将来目指すものがはっきりしていて、知識や資格が必要なら、進学するのが良いでしょう。

友人関係の幅が広がる

大学や専門学校は、さまざまな地域から人が集まるので、高校までとは違う交友関係を得られやすく、場合によっては海外との繋がりも持ちやすいです。

進学するデメリット

多大な学費がかかる

大学の学費は国公立の場合4年間で約250万円、私立なら約350万円から、学部によっては1,000万円以上の場合もあり、さらに生活費もかかる場合があります。また、奨学金で大学に通っている場合は社会に出てからその返済をしなければならないので、数年がかりで多額の費用がかかることになります。

社会に出るのが遅れる

進学すれば、社会に出るのが遅くなります。進学した後、職人と呼ばれる仕事に就きたいと考えた場合、技術を身につけるのがどうしても遅れてしまいます。